瑞泉寺住職 新田文英 副住職 新田正法 御挨拶(足利市のお寺)

瑞泉院 住職挨拶

栃木県足利市 大巌山 瑞泉院 寺院概要

喫茶去(きっさこ)

時の流れは移ろいやすく、日々雑務に追われ、自分を見失っている人がたくさんいるのではないでしょうか。 「喫茶去(きっさこ)」とは、もともと中国禅宗で相手を叱咤する語で「茶堂へ行って茶を飲んでから出直してこい」という厳しい意味合いがありましたが、日本禅宗では茶席の禅語として、「お茶を一杯如何ですか」とか「どうぞお茶でも召し上がれ」というように、ほっとさせられる言葉として使われるようになった歴史があります。 少子高齢化が進み地方都市消滅・寺院消滅などと言われる時代です。そんな中にあって心の「よりどころ」となるような寺院が求められていると思います。 「おもいやり・やさしさ・やすらぎ」そんなホッとする空間を作りたいと思っています。


瑞泉院副住職 新田正法
時代にあった寺院運営 お寺を考える

大巌山瑞泉院は曹洞宗の禅寺で、認定こども園(足利いずみ幼稚園)が併設されています。 平成29年度より幼稚園を廃止し、時代の流れと共に求められる認定こども園の認可を得、新制度に移行しました。 一方、お寺の世界では今までの歴史と伝統をみても分かるように歴史的転換期は除き、時代に合わせ法律や制度等を大々的に見直したり、段階的にその時にあわせた改善など、さほど見受けられなかったように思います。昨今の子ども・子育て支援新制度のように、宗教界において国が主導での各制度の大々的見直しが起こるとは現時点では考えられないと思います。宗教界全体として、当山として、また僧侶として、今現在何が問題となっているのか、今後のお寺の在り方など、お寺自身が考え、少しずつ時代に合わせ良い意味で上手く変化させ、実行実践していく心持ちが大切なのではないかと考えております。

寺院概要 法務案内 瑞泉院アクセスマップ

関連ページ

  • 寺院概要
  • 本堂案内
  • 交通のご案内(地図)
  • TOPページに戻る
  • page up